Fate/staynight、とらいあんぐるハートクロス二次創作

理想の意味、剣の意志

三日目 第四部

魔術鍛錬 〜Swicth〜  



 新都に着くまでの間、俺はバスに揺られながら何をするでもなく窓の外を眺めていた。

 住宅街の深山町を越えると、新都と繋ぐ大橋が見えてくる。

 橋の下に流れる未遠川には龍神伝説があると零観さんから聞いた覚えがあるなぁ、なんてどうでもいいことを考えているうちにバスは橋を渡り、隣町新都へと到着した。 

 料金を払ってバスを降りた俺は時間を確認。

 幸い、予定の時間までかなり余裕がある。

 ……折角だ、今のうちに慎二を探すか。

 そうすると、まずは情報収集から始めなくては。

 手始めに飲食店、ホテル、オフィス街などを回ってみるが収穫は無し。

 次に中学時代に慎二と偶に遊びに行ったゲーセンで馴染みの顔に慎二の行方を訊ねてみても、それらしい情報は得られなかった。

 時間も迫ってきたのでここで一旦捜索を打ち切り、コペンハーゲンへと向かう。

 店に入ると細目の女性、ネコさんが良く響く声で出迎えてくれた。

「おっす、えみやん。毎度毎度悪いね。助かるよ、ほんと」
「いえ、そんな。折角雇ってもらってるんだからこのくらいのことはしないと」
「はぁ〜、その殊勝さを他の連中にも見習ってもらいたいもんだ」

 ネコさんの嘆息交じりの言葉から察するに、他の人が来る可能性はきわめて低いのだろう。

 酒屋コペンハーゲンは店長とネコさん、アルバイトの人間で切り盛りしている。

 ネコさんの父親にあたるこの店長はかなりいい加減な性格で、今日は手伝える奴だけ来てくれればいいと言ったらしい。

 そりゃ誰も来なくて当然だ。

 だからネコさんが来てくれそうな俺にヘルプを頼んだわけか。

 本来五人がかりでやるはずの仕事を今いる店長、ネコさん、俺の三人で行ったため一人あたりの負担が増し、準備だけでも予想以上の時間と労力を費やす羽目になった。

 それから店を開き、俺は三時間ほど棚卸しの作業を行い、本日の仕事は終わった。

「お疲れ、えみやん。今日はありがとね」
「うんうん、士郎くんがいなきゃもっと悲惨なことになってただろうね。
 はい、これ今日の分の給料」

 店長は財布から無造作に諭吉を二枚抜き出しって俺に渡す。

「ちょっ、こんなに貰っちゃ悪いですよ」
「そう言わずにさ、感謝の気持ちだと思って受け取ってよ。
 いつも士郎くんには無理ばかりさせてるんだから」

 その好意を無碍に断るのも悪いと思い、礼を言って財布の中に収める。

「それではお疲れ様でした」
「うん、それじゃあね」

 店を後にし、あまりメディを待たせるのも悪いのでなるべく急ぎ足で家に向かう。

 途中、足を止めて何気なく空を見上げた。

 月の光に代わって夜の街を明るく染めるビルの群れ。

 その一つ、一際高いビルの屋上に、彼女は立っていた。

 夜の闇にまぎれるように、他人から驚嘆されるほど視力の優れた俺だからこそ見える彼女の姿。

 ―――――そんな彼女と、不意に眼が合った。

 この会社帰りで溢れる群衆の中、確かに彼女は俺を見ていた。

 普通であれば馬鹿馬鹿しいと一蹴してしまうことだけど、それが錯覚じゃないことは強張った彼女の顔を見れば明らかだ。

 彼女の姿が消える。

 おそらく、奥に引っ込んだんだろう。

 これ以上立ち止まっていると周りに迷惑なので歩き出しながら、彼女――我が学園のアイドル遠坂凛のことを考える。

 どうして彼女はあんな場所にいたのだろうか?

 慎二の家出のことといい、懸念事項ばかりが増えていく。

「……明日にでも、本人に訊いてみるか」

 欠席の多い慎二とは違って遠坂なら休むとはまずないだろうし。

 いくつか推論を巡らしながら家に続く坂を上る。

 坂の半ばあたりを過ぎた頃――――

「早く呼び出さないと死んじゃうよ、おにいちゃん」

 唐突に現れた十歳くらいの、雪のように白い髪の少女はそう言って去っていった。

「―――――え?」

 慌てて振り返るが、その時には少女の気配は完全に消えていた。

「どうなってんだ?」

 釈然としないまま、余計にこんがらがった頭を抱えて家に帰る。

「ただいま」
「おかえり」

 桜たちは既に帰ったのか、応えるのは美由ねえのみ。

 自室にコートを脱ぎ捨て、美由ねえの声が聞こえた庭に回る。

 彼女は縁側に腰を下ろして投げ物の練習をしている所だった。

「メディは?」
「土蔵の中で何かやってるよ。行ってみたら?」
「ああ、そうする」

 サンダルを引っ掛けて庭に降り、閉ざされた扉から漏れ出る紫色の光に嫌な予感を覚えつつも土蔵に向けて歩き出す。

 そして恐る恐る扉を開き、俺は意を決して中を覗き込んだ。

 そこには、今にも鼻歌を歌いだしそうなほど上機嫌に地面に何かを描いているローブ姿のメディがいた。

 はっきり言って、非常に不気味だ。

 しばらくそれをぼんやりと眺めていると、やがて彼女は俺の存在に気付いたらしい。

 手を止めてこちらに歩み寄り、俺に声を掛けた。

「あら士郎、帰ってたの」
「たった今な。
 で、何やってるんだ?」
「ふふふ、今は秘密。
 それより例の薬、ひとまずは完成したわよ。
 帰ってきたばかりで悪いのだけど、早速私の部屋まで来てくれないかしら?」
「作業の途中だったんじゃないのか?」
「いいのよ、どうせこれは今日中には完成しないものですもの。
 なら今日は先に貴方の魔術回路を機能させるほうが余程有意義というものよ」
「まあメディがいいなら俺としては文句は無いけどさ」

 そう言って土蔵を出た俺達を、庭で美由ねえが呼び止めた。

「私も見学してもいいかな?」
「構わないわよ」

 というわけで美由ねえを加えた三人でメディの部屋に向かう。

 彼女の部屋の中の混沌具合は相変わらずだったが、部屋の中央には人一人が座れる程度の大きさの魔術陣を敷いた空白部分が出来上がっていた。

「士郎はこの中に座ってちょうだい」
「分かった」

 言われた通り魔術陣のその中央部に胡座を組んで座る。

「私は?」
「そこの椅子を使うか、それが嫌なら立ってなさい」

 メディは魔術陣から随分と離れた所にある椅子を指差して告げる。

「あんな場所からじゃ物がごたごたしてて何してるか見えにくいだろうから立ってることにするよ」
「好きになさいな」

 どちらでも良かったのか魔術陣に触れないようにだけ注意し、メディは薬に関する説明を始めた。

「最初に言っておくけれど、今から貴方に飲んでもらう薬は下手をすれば命を落とすことになるわ」
「―――え?」

 突き付けられた言葉の意味が半瞬理解できず、理解できたところでせめて理由がわからない限りは納得できないとメディに説明を求める。

「どういうことだ?」
「ねえ士郎。魔術師と一般人との違いが何なのか、判るかしら?」
「……魔術回路の有無、じゃないのか?」

 質問の意図が読めないまま思ったことを答える。

「その通り。そしてそれは特殊な場合の除けば生まれた時に既に決定される。
 魔術回路が生成できた最初の地点で、貴方は絶対的な壁を越えているのよ。
 それで、ここからが本題。
 今まで無いと思っていた物をイメージしやすいようにスイッチを『作る』と言ってきたけれど、正しく表現するならスイッチは『開く』物。
 魔術師は誰しもが魔術回路と同様にスイッチを持ちうる。
 つまり、士郎の中にもスイッチはあるのよ。
 ただ士郎のそれは長年の無茶な鍛錬のせいですっかり閉じきってしまっているだけ。
 ならば休眠状態にあるそのスイッチを起こすにはどうすればいいか。
 あくまでスイッチを意識するのは貴方であって私じゃない。
 だから私には貴方にスイッチを意識させる機会を与える程度のことしか出来ないわ。
 今から飲んでもらう薬の効果はね、魔術回路を暴走させその状態を持続させるというもの」

 息を呑む。

 今まで何度か暴走させた過去があるだけに、その危険性が容易に想像できたから。

 成程、命を落とす可能性があるというのはこういうことか。

「それがどれほど危険なことか、判ってはいるようね。
 死にたくなければ自力で魔術回路を閉じるしか、スイッチをオフにするしかないということ。
 正直私としてもこんなリスクを背負うのは好きではないけれど、今のうちにやっておかないと士郎はいつか自滅しそうで不安なのよ。
 はっきり言ってこれはとんでもない荒療治、嫌だと言うのなら強制はしないわ。
 覚悟を決めて飲むか、命を惜しんで止めるか、選択するのは貴方よ」
「――――飲もう」

 躊躇したのは僅か、覚悟なんて今更だ。

 俺の返答に、微かにメディが眼を見開いた。

「早いわね。もう少し躊躇うものと思っていたけれど」
「今まで命懸けで魔術を使ってきたんだ。暴走だって何度も経験してる。今更改めて覚悟を決めるまでも無い。
 それにさ、メディが俺の為を思って作ってくれたんだ。
 なら飲まないわけにはいかないだろ」
「そう、判ったわ。
 効果はすぐに表れるから――――頑張ってちょうだい」

 そう言って机の上に置いてある鮮やかな紫色の液体の入った試験管を手に取り俺に差し出す。

 色については考えないようにしながらその薬を受け取り、ぐいっと一気に飲み干した。

 わかっちゃいたけど酷い味だ、なんて考えた刹那、そんな考えが一瞬で吹き飛ぶ程の熱さが身体中を襲いかかった。

「が、ぁ……あ」

 呻き声。俺自身の喉から発せられている筈のその声が、やけに遠くに感じる。

 熱さは痛みに。

 この苦しみから逃れようと、不可能だと判りながらただひたすらに手を伸ばす。

 だがそれも長くは続かなかった。

 手足の感覚が消えていく。

 必死に魔術回路を制御しようとするが呼吸が乱れどうにも上手くいかない。

 焦っては逆効果だと、ゆっくりと少しずつ自分を抑えていく。

 息を吐く。

 手足の感覚が、微かにだが甦る。

「ふぅ……これで最大の山場は乗り切ったわね」

 その様子を微動だにしないまま観察していたメディは心底安堵したような溜息を吐く。

 だが制御に集中しなければならない今の俺にはそれに返事するだけの余裕なんて無い。

 それから徐々に安定させることに成功し、二分後、俺はなんとか喋れるくらいには回復した。

「スイッチなんて言われても、全然イメージが湧かなかったぞ」
「今はそれでも仕方ないわ。
 でも、あの状態から魔術回路を制御できたのだから、必ず近いうちにスイッチは明確なイメージとして固まる筈よ。それがどんな物かまでは判らないけれど」
「そんなもんか? しっかし、身体が熱いというかダルいというか……」
「当然でしょう。今まで使うときだけ作り上げていた物を、片時も休めず稼動させているわけなんだから。
 私からすればこんな短時間で話せるまで回復した方が驚きよ。
 この分なら念のためにと思って掛けておいた保険も使わなくて済みそうね」
「保険?」

 そんなもの、いつのまに……。

「貴方の下にある魔術陣のことよ。
 何の対策も無しでこんな危険な儀式に臨ませるわけが無いでしょう。その結果次第でマスターを失う可能性があるとすれば尚更ね。
 こんなことで共倒れなんて冗談じゃないわ」
「それもそうだ」

 俺が死ねばメディも消滅を免れない。

 もう俺の命は、俺一人だけのものじゃなくなっているんだ。

 なんて改めて自分の命の重さに気付かされた俺だったが、

「さて、士郎の様子も大分落ち着いたようだし今からもう一度投影魔術を試してもらえるかしら?」

 いや、待て。

「……あのさ、俺まだ身体も碌に動かないんだが?」
「けれど回路は回っているでしょう。
 諦めて何でもいいから適当に投影なさいな」

 鬼だ。鬼がいる。

 今の状態で魔術を使うことがどれだけ無茶なことかなんて、彼女だって判っている筈なのに。

 ……ひょっとして、死ななければそれ以外はどうでもいいのか?

 否定しきれないその不吉な考えを全力で封印、凍結。

 考えちゃいけない。主に俺の精神衛生の為に。

 とりあえず何か思惑があるんだと思い込んで、半ば自棄になって自分の中に潜っていく。

 脳裏に浮かんだのはいつもの剣と――――銃の撃鉄。

投影トレース開始オン

 ガキンと撃鉄が落ちる。

 指向性を持って流れ出す魔力。

 創るのは、以前同様に八景。

 紡ぐのは、以前と変わらぬ四節。

 ――――――創造理念の鑑定、完了。
 ――――――基本骨子の想定、完了。
 ――――――構成材質の複製、完了。
 ――――――制作技術の模倣、完了。

 普段とは段違いの速さで工程が完了していく。

 ―――――足りない。

 こんなんじゃ、本物には遠く及ばない。

 外見だけ模しただけの、一撃振るえば壊れてしまうような性質の悪いレプリカ。

 恭にーの振るう八景は、こんなに脆くなんてない。

 ―――――何が不足している?

 いつもよりスムーズに進んだからだろう。そんなことを考えたのは。

 答えを求めて自己の内へ埋没していく。深く。深く。

 無理矢理開いた魔術回路は不安定に軋み、身体中を突き刺すような鋭い痛みが襲う。

 構うな。痛みなど些事に過ぎない。

 ようやく欠けている何がが掴めそうなのだ。

 こんな中途半端なところで、諦めてたまるかよ。

 潜る。

 先の見えない霧の中を、ただ、答えだけを求めて。

 届かない、まだ。

 なら、進め。

 ―――深く。

 ――――深く。

 ―――――より、深く。

 そして―――――見つけた。

 今まで不足していた情報を。その、断片を。

 圧倒的な情報量。

 処理しきれなければ、ここで終わる。

 アリエナイ速度で思考が加速する。

 知らない技。知らない武器。知らない力。

 知らない誰か。知らない街。知らない記憶。

 それは恭にーに似てる誰かであり、美由ねえに似た誰かであり、全く知らない誰かもいた。

 穏やかな家庭があり、平和な街があり、そして凄惨な光景もあった。

 託された意思。護るという、その誓い。

 まるで走馬灯のように走り去っていくそれらの記録のたった一つとて逃さぬように読み取り、理解していく。

 ――――――成長経験の共感。

 不破二代によって扱われた小太刀に含まれていた経験はあまりに膨大で。

 俺は堪らず涙を零していた。

 ――――――共感、完了。

 最早俺の精神は限界を越えている。

 これ以上の工程は、俺が耐え切れない。

 埋没していた意識が浮上する。

 手に握り締めた硬い感触を最後に、俺は闇に飲まれるように気を失った。




Interlude3−3




 ドサッと、士郎の体が前のめりに倒れる。

 慌てて彼に駆け寄り、異常の確認を行う。

 少々熱っぽいが、無理矢理魔術回路を抉じ開ければ当然の結果だろう。

 回路自体は安定しているし、暴走したということは無いだろうが……。

「一体貴方は何をしたのよ?」

 独り言のように、そう呟く。

 唐突に涙を流したかと思えば失神して。

 それを知るのは腕の中で眠る彼のみ。

 その彼の手には、投影したばかりの小太刀が強く握られていた。

「士郎は?」

 今まで蚊帳の外にいた美由希が心配そうに訊ねる。

「眠っているだけよ。
 呼吸が荒いのはおそらくは疲労によるもの。
 放っておけばそのうち気付くでしょう」
「本当に大丈夫なんだよね。
 さっき下手すれば死ぬって言ってたけど」
「そういった類のものは真っ先に調べたわよ。
 結果、何処にも異常なし。
 とはいえどうして士郎が気を失ったのかまでは私でもわからないわ。
 推測なら幾らでも出来るけれど、真実は本人が起きてから訊く以外にないわね」

 それ以上の追及はなかったので、私は彼の持つ小太刀に視線を向ける。

 しかし、見れば見るほどこれが投影品とは信じられないわね。

「ねえ美由希。貴女、これが何を投影した物か判るかしら?」
「よく知ってるよ。だってその剣は、私の一番近くにあった剣だから。
 恭ちゃんの相棒であり、とーさんの形見の小太刀。
 その銘は、『八景』」
「神秘自体は大したことはないけれど、一応は概念武装として役に立ちそうね。
 それで、貴女の眼にはこの剣はどう映るのかしら?」
「ぱっと見なら本物。でも振ってみないと確かなことは言えないかな」
「そう……」

 士郎の手に握られた小太刀はそう簡単に取れそうもないし、それを実証するには少なくとも彼が目覚めるのを待つ必要がある。

 気付薬を作るのはそんな手間では無いけれど、疲労の色の濃い彼の顔を見ていると無理に起こさなくてもいいのでは、と思ってしまう。

 別に彼の為というわけではなくて、不調のまま戦闘になって万一というのが嫌なだけ……って誰に向けて言ってるのかしら。

「仕方ないわね。
 美由希、今日のところはここまでにしましょう」
「士郎はどうするの?」
「陣から出すわけにはいかないから、ここでこのまま寝ていてもらうつもりよ」
「了解。じゃあ私は部屋で寝てるから、士郎が起きたら知らせて。
 それじゃおやすみ、メディ」
「おやすみなさい、美由希」

 パタンと扉が閉まり、美由希の足音が遠ざかっていく。

 部屋には、意識の無い士郎と私の二人きりになった。

 はぁと息を吐き、私は思う。

 この信じられない今の状況を。

 士郎や美由希と会って、まだ一日も経っていないというのに。

 部屋を貰って、食卓を囲って、穏やかに挨拶なんか交わして。

 つい昨日元マスターを殺したサーヴァントに対する扱いとは思えないわね。

 自嘲めいた笑みが浮かぶのは、私を魔女メディアではなく人間メディとして見る彼らのせいだろう。

 慣れない温かさに触れてより強く思った、自分の罪のせいだろう。

 裏切りの魔女かつての私なら抱くことの無かった思いは、今の私には少し重かった。

 その重さを誤魔化すように、私は思う。

 これから先どういう展開が待つのかは知らないけれど。

 士郎の杖として、彼の行動を支えよう。

 机の引出しの中に入れておいた、作り掛けのペンダントを取り出す。

 そして私は美由希に勧めた椅子に座り、遠目に彼の寝顔を見ながら手元の作業をはじめた。





Interlude out





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 遅くなった割に短い&中途半端で申し訳ない。
 魔術関連の所でやたらと時間を食いました、大した事書いてないのに。
 もう少し更新を早くしたいのですが、なかなか上手くいかない。
 没でも良いから何かちゃかちゃか書いてみるべきか……。
 突っ込みたいところがあれば遠慮なく突っ込んでやってください。
 今回の更新はマジで自信ありませんから。
 ……にしても聖杯戦争までもう少しだ。ファイト、俺。
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